ロールスクリーン

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フラットなスクリーンを上部のパイプで巻き取って上下に開閉させるのがロールスクリーンです。シェードと異なり、巻きあがった生地がロール状に巻かれるので、巻きあげたときにすっきりした印象が強くなります。そのため、モダンでカジュアルなインテリアに多く使用されます。また、他のメカと比較して、生地の表面と裏面とで差がないものが多く、裏から見ても違和感の少ないため、間仕切りとして利用される方も多くいます。特に、エコ的な考えから、夏・冬場の冷暖房効率を踏まえ、リビングと階段部分を仕切るように使用される方が増えています。
操作方法はメーカーによっても呼称が異なりますが、プルコードを引いてロールスクリーンを下ろし、再度、引いて巻き上げるタイプのプルコード式やチェーンを使って上げ下げをするチェーン式、また、チェーン式でも自動的に巻きあがるタイプもあります。その他、コード式や電動式などもあり、高所や明り取り窓など手の届かない所に設置して、リモコンで操作できるタイプもあります。

ロールスクリーンの長所はやはり、部屋をすっきりとさせることができる点です。モダンな部屋、カジュアルな部屋にも対応でき、特にカーテンの溜まりが嫌だと言われる方はロールスクリーンを好まれる方が多いと思います。また、シェードではできない傾斜窓に対応できるものがあるのもロールスクリーンの強みではあります。また、以前はロールスクリーンは開けるか閉めるかで調光性にやや問題がありましたが、最近では調光式のロールスクリーンもあり、ゼブラ上(シマシマのロールスクリーン)のデザインが施されていて、より調光性が良くなっているものもあります。

【ロールスクリーンのメンテナンス(洗い方)】
基本的には乾いた布やハンディモップでこまめに埃を取ってください。スクリーンがウォッシャブル対応の場合は、スクリーンをメカから外して、ご自宅の洗濯機にて洗濯することができます。また、汚れがひどい場合は生地のみの交換も可能です。

【ロールスクリーンの外し方】取り外し方は製品のタイプや寸法などによって異なりますので、当該製品の説明書に従って取り外しをしてください。ここでは一般的な手順のみ記載致します。
①スクリーンを完全に巻きあげる。
②製品をブラケット(ロールスクリーンのメカ部分を取りつけている金具)から外す。
③巻き取りパイプが都出するまでスクリーンから引き出す。
④スクリーンを巻き取りパイプから外す。
⑤スクリーンからウェイトバーを抜き取る。

【洗濯上の注意点】
・洗濯表示を確認すること。
・スクリーンは折りたたんだり、ネットに入れたりせず、スクリーン全体を柔らかく球状に丸めて洗濯送に入れること。折りたたんでしまうと、折りぐせの原因になります。
・スクリーン上端の樹脂部分には、基本的にアイロンがけを行わないこと。かける場合はドライ・中温度に設定してスクリーンの幅(横)方向に軽くかけます。

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